【第壱話】序章 現役スロカス。今もなお もがく。

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「もうやめた! 二度と打つかよ、こんなもん!!」

 夜の見慣れた駐車場。

ホールを後にして、車の中で独り、割と大きな声で叫ぶ。

何度目の叫びだろうか。

「……てか、俺、毎回言ってんじゃないか?」

叫び終わった直後、毎度の自分にツッコミを入れてしまう。

そして少し笑う。

財布の中身を空にされ、冷や汗をかきながらコンビニのATMまで走り、

またホールに戻る。

だがしかし、次にホールの扉を押し開けて出てくる時は、大抵手ぶらだ。

「もう二度と打たない」

いつもの誓いの効力は、

驚くほど短い。

大抵の場合一週間と空けず、俺はまた慣れた足取りでホールの扉を意気揚々と開けている。

最近の主戦場は『Lゴジラ対エヴァンゲリオン』や『マギカレコード』、それに『スマスロ物語シリーズ(化物語)』。 特に『ゴジエヴァ』は少しマイナー機種だが、あのARTの純増の速さは、俺の枯れかけた脳に強烈な刺激をくれる。それに無駄にうるさく「ビリビリ」と脳に届く。

ふと、レバーを叩く自分の指先を見る。

爪の間に染み込んだオイルの黒い汚れが、俺の本職を物語っている。

ついさっきまで、俺は悩んでいた。

今ガレージで仕上げているヤマハTW200の、一万円ちょっとの新品純正パーツを買うべきか。

それとも、ネットオークションで中古部品を安く落として浮かせるべきか。

一円単位、一分単位の効率を考えて仕事をしている整備士が、その日のうちに七万円を溶かした。

整備士として20数年。一浪一留、Fラン卒。バツイチ。 気がつけば、自分の人生こそが一番の「整備不良車(者)」になっていた。


人生の整備不良の結果、失ったものは金だけじゃない・・・。


精密機械を修理する手で、不確かなレバーを叩き続ける日々。 だが、そんな救いようのないスロカスだった俺が、ある時、とんでもない「勘違い」から投資の世界に足を踏み入れることになる。

なぜ俺は、一万円ちょっとのパーツを渋り、七万円分のレバーオンを愛してしまうのか。 どこで人生の歯車が狂い始めたのか。

誰かに言わせれば、それは「間違い」なのかもしれない。 でも、俺にとってはそれが俺。間違いも何も、違法でも何でもない。単なる薄い期待値に頼るバカげた錬金方法だった。

まずは、俺の脳が初めて「沸騰」した、20数年前の・・・あの頃の話から始めようと思う。


「一万円の部品代をケチりながら、七万円を無機質な穴にブチ込む。 染み付いて落ちない爪の間のオイル汚れが、マヌケな俺を嘲笑っている。 プロの整備士? 笑わせるな。自分の人生のネジ一本まともに締められないクセに。 結局、俺はこうしてドブを這いずり回ることでしか、生きてる実感が持てないバカなんだ。

ああ、クソが。本当に、自分にヘドが出る。

結局、いまだにこうしてもがいている。 でもな、この汚れた指先で、まだ何かを掴もうとしている自分がいるのも事実だ。 出口があるのか、それともまた行き止まりか。 期待値なんてクソ喰らえだ。それでも俺は、この人生の『正解』を、まだ諦めきれずにいる。」

つまりは「結局、自分は『楽して一発逆転』という麻薬からまだ抜けきれていない」これが今の俺だ!!


※これは、人生の半分以上をパチスロという沼に捧げ、いまだにその呪縛から逃れられていない「クソ」な男・荒波(仮名)が、それでも人生を捲ろうともがく無様な記録である。

綺麗に「足を洗いました」なんて言うつもりはない。今この瞬間も、俺はパチスロの荒波に呑まれ、やらかし、自己嫌悪にまみれている。このブログは、そんな救いようのないクソ野郎が、投資という新たな戦場をチラつかせながら、なんとか「まともな人生」へ着地しようと足掻く、ほぼほぼ真実の回想と現在進行形の泥仕合内容だ。

当サイトは、パチスロや投資を推奨するつもりもなければ、高尚な理念で否定するつもりもない。 ただ「こんなクソな自分を、どうにかしてネタにして笑い飛ばさないと生きていけない」という、一人の男の生存戦略(エンタメ)だと思ってほしい。

読んだ誰かが「俺よりバカがいる」と笑って救われるか、あるいはゴミを見るような目で通り過ぎるか。 投資風味の未来を語りつつも、中身はただの「もがき」の集大成。 人生のレバーを叩き間違え続けてきた男の、終わらない葛藤に付き合っていただければ幸いである。

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